先週末は富山へのショートトリップでした。
演奏も盛り上がって、富山の美味しいお寿司も頂いて来ました。
帰りは同行したお客様の御好意で新幹線のグランクラスに乗せて頂きました。
感謝感謝の週末でした。
昨日は東京でジャズの評論家のマイク・プロンコさんの運営するサイトでCDのレビューができたと連絡が来ました。
こちらがリンク先です。
http://www.jazzinjapan.com/homepage/speaker-sgt-bad-baby-city/
以下自分なりに翻訳したその文章です。
ファンクはとても難しく、それをちゃんと理解して演奏できるのはとても稀な事ですが、Speaker Sgt. は「Bad Baby City」でそれを見事にやってのけています。彼らは純粋に身体動かして楽しむ事と音楽的にシリアスにセッションする事のバランスを見事に取っています。すべての曲はジャズ・ファンクで、あなたがギタリストであれば、リフを理解するためにフレットに手を伸ばしてコピーに挑戦します。もしあなたがベーシストまたはドラマーなら、あなたは手や指を使ってビートを追いかけるでしょう。あなたがそれ以外の人なら、あなたはこのCDを持っていることを単純に嬉しく思うでしょう。
CDは 「バッド・ベイビー・ストラット」で始まります。テンポ感がありバウンシーな曲で、糖蜜のような甘いメロディーも相まってとても上手く構成されています。バンドと一緒に “Bad Baby City”を叫ぶのもいいかも知れません。 「アウトフィールド」はスローですがファンキーなテンポでキャッチーながらも複雑なブレイクビーツによるリズム。佐藤と梅沢は終始そのグルーヴを維持し、越智はそのビートの上でたっぷりとギターを弾き鳴らします。彼は自分達の音楽を「オトナ・ファンク」または「アダルト・ファンク」と呼びます。まさにこの曲がそれを表しているでしょう。
「デジタル・ディストラクション」はクリーンなアコースティック・ギターの上でラップが入ります。そのデジタルグルーブは、破壊よりもさらに多くの創造を伴ってギターと向き合っています。
「トロイト」はまたゆっくりとしたグルーヴが気持ちよく、ギターの多くの素晴らしい音色と豪華なキーボードが全体を包み込んでいきます。
「チェスナット・ヘッド」は、オープニングからクールなリフ、そして一気に高みへと駆け上っていく軽快で熱く燃える曲の一つです。「グリーンダイヴ」は、再びレイドバックしたリズムに戻ります 。またか、なんて思わないで。そこは：曲間のブレイク、旋律のひねり、トリオが再びマジックを始める前にあなたを引きずり込む沈黙の瞬間なんです。
クラブビートに乗った数多くのインタールードには、スペイシーなキーボードにサンプリングのスパイス、そして深夜の都市的ボーカルが詰め込まれています。 オルガニストEddie Landsbergはいくつかのトラックで素晴らしいオルガンを提供しています。
日本のバンドはファンキーなリズムではなかなか世界には通用していませんが、Speaker Sgt.は形式ではなく、ジャズ・ファンクの核心を完全にとらえています。これは部屋で一人で聴くことであなたを”Whoa！”や “Yeah”といって爆発させる激しいファンクネスです！
ジャンルを問わずファンキーミュージックのファンにとって、このCDは間違いなく勝者となるでしょう。
とにかく外国人からこういった言葉を頂くと、自分のやってきた事が間違っていないという事を強く感じます。
外国に生まれて寿司が好きで寿司握っていたとしてその外国の地で君の寿司は最高だねって言われるより、日本の銀座や京都で君の寿司は最高だねと言われたいじゃないですか。
日本で生活、活動、有名になる為に賢く音楽をする事って自発的にあまりできないのは良くないのかもしれませんが、、、
こうやって頑なにやり続けてるのって自分に正直なんだと思います。自分としては本物とか本質といったそういった物だけを大事にしていきたいです。
さて明日はギタートリオのライブです。
皆様のお越しをお待ちしております☆
5/24（水）■□◆◇TRIO LIVE@Okubo BOOZY MUSE◇◆□■
越智巌(g)、高木遊馬(b)、棟允嗣(ds)
@大久保BOOZY MUSE
東京都新宿区北新宿1-8-20 B1F 03-3362-4766
open19:00 start19:40 MC:2500円
http://www.boozy-muse.com/
グランクラス
イカの黒作り
