昨日は沼袋で関西のオルガニスト小野みどりさんのCDリリースライブでした。
満員御礼でした。お越し頂いた皆様、どうもありがとうございました!
昨日のライブは近年まれに見る素晴らしい内容のライブでした。
満員の会場の雰囲気もさることながら、メンバーのプレイの素晴らしさ。
しっかりとスゥイングしていてちゃんとB-3を鳴らしグルーヴさせる小野さん。
そして多くのジャズジャイアンツとの共演を重ねてきた
アキラ・タナさんの力強くスピーディーでスゥインギンなドラミング。
自分のプレイがどんどん信じられない境地に入って行くのが分かりました。
左手も指板に吸い付いていきました。
あんな感じ初めてでした。
生きてて良かった、ジャズ演奏していて良かったと思いながら演奏していました。
その昔シカゴで初めて見たジミー・スミスの、
あのオルガントリオのライブのステージに立っている様でした。。
確かに派手さや音楽的新しさや若さ?はないかもしれませんが、楽しいんです。
ジャズはサルサやサンバ同様リズム音楽なんです。リズムを楽しむ音楽なんです。
だから楽しいジャズは聞いているとウキウキしてくるはずです。サルサやサンバ聞いていると楽しいでしょ?
サンタナのコンサートなんてコンガ三人いてリズムがもろ腰に来てもう死ぬほど楽しいです。
幸い自分はそういう楽しいジャズの時代のレジェンド達の演奏を多く聞く事ができました。
自分の先輩の世代の人達もリアルタイムでそういう楽しいジャズを経験しているはずです。
昨日の会場はそういった意味でも物凄く良い雰囲気だったと思います。
昨日みたいなライブをもっとやりたいし、沢山の人に観てもらいたいです。
上手いだけじゃない、パフォーマンスだけでない、名声だけでない観ていて本当にウキウキする楽しいライブ。
そうする為にも演奏する側、そしてさせる店側もしっかりと考えていかなければならないと思います。